補聴器と電話機の相性
大層なタイトルになってしまいましたが、そもそも補聴器と電話機はそんなに相性の悪い機器ではないのです。しかし相談が多いのも事実。そんな「補聴器装着時の電話の聞こえにくさ」についてのお話です。簡単な設定やコツで改善することが殆どなのでこの記事を読んで試してみてはいかがでしょう?
受話器を耳に当てるとピーピーキーキー鳴って会話どころではない
受話器を耳に当てると急に鳴るので驚いてしまいますが、慌てずに受話器を耳から離してみたり角度を変えてみたりしてください。一番最初に簡単なコツで~と書いておいて申し訳ないのですが、どうしても音が鳴りやまない場合や普段から異音がする場合は補聴器の型が耳に合っていない可能性があるので販売店にご相談くださいm(_ _)m
類似:受話器を耳にあてるとサーーとかジーーーとか雑音が入る
原因は違いますが上記と同様で距離や角度で改善することが殆どです。機種によって音が鳴りにくい位置が違うので普段から異音の鳴りにくい受話器の持ち方を探しておくといいですね。
受話器が補聴器のマイクに向いていない
結構これ多いんです。RICタイプや耳掛け式の補聴器をお使いの場合、自分の耳の穴に受話器を当てても電話の声は聞き取りやすくなりません。
ではどうすれば??→耳の上に着けている補聴器の本体(写真のグレーの部分が本体なんです)に受話器を当てればOK!感覚的に耳の後ろに当てるくらいの感じにしてみると……今までの聞こえにくさは何だったの?ってくらい聞こえやすくなります。是非お試しください
らくらくフォンやシンプルフォン、それに類する電話機をお使いの場合
電話機自体に相手の話声をワザとスロー再生させる機能や滑舌を強調する機能などが付いています。最近では固定電話に付いてるコトもありますね…これらの機能が補聴器とカチ合うと声は聞こえるが何を言っているのか分らない等の症状が出ることがあります。
比較的古い電話機でよく出る症状だと思いますが、電話機側の設定で簡単に切り替え出来ると思うので試してみる価値ありです。
補聴器側での設定はいらないの?
一部の補聴器で「T」(テレコイルの略)モードを備え付けている機種があります。これは電話機と受話器を繋ぐグルグルのコードから漏れる磁場を補聴器で拾って聞こえをサポートするという機能です。
テレコイルはお使いの電話機によって効果があったりなかったりと差があります。また機種によって手動で切り替えが必要なものや自動で切り替わる物とさまざまです。詳しくは販売店や補聴器メーカーにご相談ください。
色々やってみたけれどやっぱり聞こえにくいよ!
どうしても聞こえにくい場合はこういったお助けパーツを使ってみるのもアリですね。対応するリモコン(別売り)のBluetooth機能を使って受話器の音を直接補聴器から出すことが出来ます。
※テレビの音を出力することも可能だったりります。
両耳で補聴器をお使いの場合、両耳から受話器の音が出るのでより聞こえやすくなります。
補聴器、電話機共に対応する機種に限りがあるので販売店や補聴器メーカーにご相談ください。
他にも細かいノウハウが沢山あるのでお気軽にご相談くださいね♪
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